交通ルールを守るための教則

自転車事故の防止 その2

自転車事故の防止

自転車を安全に利用するために

自転車を安全に利用するための5つの原則があるので紹介します。
多くの方がこれらの交通ルールを守っていないので、自分の身の安全のためにもしっかり守るようにしましょう。

 

1.自転車の通行は車道が原則

道路交通法において自転車は軽車両と区分されていますので、歩道と車道が区分されているところでは車道を通行することが原則となっています。
しかし、自転車専用道がある場合には自転車道を通行しなければなりません。

 

2.車道の通行は左側

車道や自転車道を通行する場合には原則として左側を通行します。
これは子供でも理解していることですが守れない大人が多くいるので困ったものです。
ただし、標識や標示によって自転車の通行区分が表示されている場合にはそれに従う必要がありますので注意しましょう。

 

3.歩道の通行は要件を満たした場合で歩行者優先、車道よりの通行

歩道を通行する場合には、原則としてすぐに停止できる速度で通行する必要があります。
また、歩行者の進行を妨げるような場合には一時停止して歩行者の安全を確保しなければなりません。

 

4.交通ルールを守る

飲酒運転(自動車の飲酒運転が大きく問題視されたので自転車で飲みに行くという人がいましたが、自転車であっても飲酒運転はいけません。)、二人乗り、並進(自転車通学の学生だけでなく大人でも並進を見かけます。)、夜間のライト点灯(最近はLED製の自転車のライトが普及して夜間にライトを点灯する人が多くなりましたが、点灯しない人も未だにいます。)、信号の遵守や一時停止、安全確認(自動車の運転では信号も守ること、一時停止を守ることなど交通ルールが守れるのに、自転車に乗った途端に交通ルールを無視する人が多いのはなぜなのでしょう?)

 

5.ヘルメットの着用

乗車用ヘルメット着用の努力義務が、児童や幼児を保護する責任のある者に課されました。
努力義務とはいえ安全のためには子供だけでなく大人もヘルメットの着用をしたいところです。
最近は子供向けの自転車用ヘルメットや、自転車文化が進んでいるヨーロッパで普通に着用されている格好の良いヘルメットが販売されているのでオススメです。