交通ルールを守るための教則

標識や標示を理解する その2

標識や標示を理解

補助標識の内容としては、駐車禁止の区間がここから始まるものや指定方向外進行禁止の対象となるのが大型自動車のみであるもの、歩行者専用道路でその曜日と時間帯が日曜・休日を除く7時から9時までとなっていること、追い越し禁止の規制標識でここから追い越し禁止区間が始まることなどがあります。

 

 

 

(標示について)

標示とは、道路上にペイントや道路びょうなどによって表示されている線や記号、文字のことを指します。
標示には規制標示と指示標示の2種類があります。

 

・規制標示

規制標示とは特定の交通方法を禁止したり指定したりするものです。
例えば、歩道道路側の端に黄色い線のペイントが施されている場合には、駐停車禁止を意味しています。
道路上に白の斜線が黄色いペイントで囲われている箇所は立ち入り禁止部分であり、その部分は入ってはいけません。

 

・指示標示

指示標示とは特定の交通方法ができることや道路交通上決められた場所などを指示するものです。
例えば、交差点の手前にある進行方向を指示する矢印のペイントや、横断歩道の白いペイント、横断歩道を予告する白い菱形のペイントなどがあります。

 

また注意が必要なこととして、信号や標識、標示よりも優先することがあります。
それは警察官や交通巡視員の手信号や灯火による信号、指示です。
例え信号が赤であっても警察官等が進行するように指示している場合には警察官が優先しますので確認しておきましょう。